高知県生活協同組合連合会

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2009年度活動報告

活動の概要

 

高知県生協連は2009117日に設立50周年を迎えました。2009年度は、「新たにはじめる50年~地域とともに協同の輪を」をテーマに定めて、50周年記念事業を実施しました。記念事業として生協まつりの開催、記念誌の発行、記念式典・レセプションの開催を行い、これまでの歩みを振り返るとともに、生協運動の実績と今後目指す方向性を内外にアピールしました。

会員生協間の情報交流を促進するため、2009年度から理事会資料の工夫や月次での情報発信などを開始しました。また、監事規則の整備、監事の理事会への出席など、監事活動を前進させることができました。

平和の課題について、核兵器禁止条約の早期締結を求める署名活動に取り組みました。役職員研修でも、署名活動に向けて平和をテーマに取り上げました。また、NPT再検討会議要請行動に代表を派遣する会員生協に対する支援カンパの呼びかけを行いました。

 消費者問題をめぐる課題について、行政との合同会議やセミナーなどで情勢や各地の生協の活動実績を学ぶとともに、他団体とのネットワーク形成について他県での実践例などを調査し、県内行政の消費者相談窓口や活動団体の訪問を行いました。また、消費者庁による消費者団体ヒアリングに対応し、県内生協の活動状況や果たしている役割について行政の理解を深めることができました。

福祉や防災、環境、食の安全などの分野別の課題や行政、議会との関係づくりについては、県生協連としての活動を進めることができていません。

1.会員生協の活動を支援し、交流、連帯を促進する課題について

 

(1)2009年度から理事の定数を削減するとともに、理事会の定例開催を3カ月ごとに変更しました。また、理事から会員状況報告を事前に集約して理事会当日に配布することにより、理事会での会員交流をより深めました。

26月に広島県生協連専務理事岡村信秀氏にご協力をいただき、平和学習会を開催しました。平和署名活動にむけて「『つくる平和』と生協~核兵器廃絶の早期実現をめざして」と題して核兵器廃絶の必要性や今日的課題、全国の動きなどを学びました

(3)7月に会員生協の役職員を対象とする研修会「作ろう!家計の設計図~ ライフプランセミナー」を開催しました。この研修企画は高知県生協連50周年記念企画と位置付け、また全国役職員福祉推進協議会によるモデル事業の制度を活用して開催しました。

(3)各課題の進捗状況の迅速な報告と会員生協の情報交流のため、6月から毎月「県連月次報告」を作成し、事務局から理事・監事へ定期的に配布しました。「月次報告」の中には、県生協連の活動報告のほか、会員生協の機関誌からの抜粋記事も掲載し、会員間の活動交流を目指しました。

(4)生協法改正による監事の職責の変更にともなって、20096月に監査規則を整備しました。これまで年度末のみに実施していた監事監査を年間2回にして、上期の業務の進捗状況を監事が点検するようにしました。また監事が理事会に出席をするようにするなど、監事の活動を充実させました。

(5)土佐清水地区生協が3月31日に解散をしました。県生協連では随時、行政手続き等について指導・助言を行いました。

(6)福祉委員会、防災委員会については開催できていません。

2.消費者をめぐる全国的、地域的な共通する課題について

 

(1)2010年のNPT再検討会議にむけて、核兵器禁止条約の早期締結を求める署名活動に取り組みました。8会員生協が署名活動に参加し、9,186筆の署名が集まりました。

(2)日本生協連中四国地連の「消費者力アップセミナー」や中四国生協行政合同会議に参加し、消費者庁の具体的な機能や消費者問題の実態、他の都道府県での消費者行政の状況などを学びました。また、消費者庁からのヒアリングに消費者団体として対応し、県生協連および会員生協の活動状況について情報提供するとともに、消費者庁の活動について意見交換をしました。

(3)県に災害協定の見直し提案と緊急車両の登録変更手続きを働きかけています。会員生協のBCP作成などの減災の取り組みはすすんでいません。

(4)消費者問題についての地域の諸団体とのネットワークづくりを検討するため、消費者ネットの活動内容や団体構成の調査を行いました。また、行政の消費生活センターや司法支援センターを訪問し、活動内容や課題のヒアリングを行いました。

(5)運動課題に対する取り組みについて行政との連携を図るという課題については、すすんでいません。 

3.協同組合間の連帯を進める課題について

 

(1)国際協同組合デー高知県集会の実行委員会に参加し、地域社会への協同組合の理解を広げるとともに、協同組合間の活動交流、職員交流を深めました。

(2)JA大会、JAこうち食の安全安心推進本部委員会に出席し、食や農業をめぐる課題について連帯をすすめました。

4.行政への働きかけにより生協の活動条件を整備する課題について

 

(1)議会との継続的な関係構築を検討するため、県議会の委員会活動について情報を収集しました。

(2)高知県等の行政や他団体の審議会や対策会議の委員委嘱を受け、会議で消費者団体としての発言を積極的に行いました。

(3)県行政との懇談を具体化することはできていません。

5.渉外・広報活動を強化する課題について

 

(1)生協運動への理解促進のため、日本生協連の季刊広報誌「コープ」を、行政窓口、県議会議員、高知市議会議員、関係団体に定期的に配布しました。また、県生協連50周年記念誌を、定期配布先に加えて県内全市町村の消費生活担当窓口、NPO、市民団体などに配布しました。

(2)20091月に開設した県生協連のウェブサイトの運営を行いました。県生協連の委員会の活動報告や行事の告知を掲載したり、事務局のページを設置するなど、掲載内容の更新を随時行いました。

(3)2010年度に向けて、県生協連の広報活動計画を作成し、マスコミや行政への定期的な広報活動を具体化しました。 

6.高知県生協連創立50周年記念事業の実施について

 

(1)10月に第26回高知県生協まつりを開催しました。生協まつりのテーマは、記念事業全体テーマを受けて「きずな~手と手をつなぐ50年。これまでもこれからも」とし、会場をシキボウ跡地に変更して、特設ステージの企画も地域で活動するグループの出演を中心に行いました。生協組合員以外の方の来場も増え、例年を上回る多くの来場者で終日にぎわいました。

(2)11月に記念誌「高知の生協~地域とともに協同の輪を」を発行しました。高知県内の行政やNPO・諸団体への配布を想定して、会員生協の現在の事業内容、活動概要を県生協連の歩みとともに掲載し、生協への理解を地域に広げることを目指した内容としました。

(3)11月にホテル日航高知旭ロイヤルにて記念式典・レセプションを開催しました。行政、県内の協同組合、役員経験者、県内外の生協関係のご来賓など90人近い方にご参加いただき、記念講演、県内生協の活動紹介、功労表彰を行いました。続いて開催したレセプションでは、池川神楽を鑑賞した後、食事をしながら懇親を深めました。 

以上